水回りのリフォームや内装工事を依頼する際のコツや工夫をお伝えいたします

住宅の浴室には工場で生産されるユニットバスが使われることが多くなりました。
たしかにユニットバスは品質が良く、きれいに見えます。
しかし、工業製品である以上は、できた当初が最もきれいで、使うにしたがって劣化していきます。

 
このことは工業製品の宿命で、自然素材と最も異なるところです。
自然素材は使い込むほど味が出てくる材料です。

長年使っていくうちに、独特の色合いが表れてきます。
木製の浴槽も、使い込むほどに味が出る材料です。

ヒノキは木材の中でも最高級の樹種とされ、肌触りや見た目の美しさ、香ばしい臭いは日本人の感性を満足させるものです。
ヒノキは保温性や耐衝撃性に優れ、浴槽に必要とされる性能を保持しています。

浴槽では他の樹種も用いられますが、木材によって耐久性に差がでます。
木製の浴槽は据え置き型が生産されています。

浴室全部を木製にするのではなく、タイル張りや石張りの床に、木製の据え置き型浴槽を簡単に設置できます。
古くなった時の交換も簡単で、他の部分を傷めることはありません。
天然素材で囲まれた生活は、住む人の心をやさしくしてくれます。

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